京都大学大学院農学研究科 森林科学専攻 林産加工学分野

Laboratory of Wood Processing
Division of Forestry and Biomaterials Science
Graduate School of Agriculture, Kyoto University

研究内容

非破壊的手法による木材の物性評価

材料としての木材の性質には、異方性やバラツキがあり、これらは木材の組織構造に由来しています。また木材の物性は含有水分に大きく依存します。研究室では、X線やミリ波帯の電磁波を用いた木材のミクロからマクロ構造の解析、水分分布のイメージング技術のほか、音響・振動特性を用いた物性の評価技術を研究しています。また画像処理技術などを用いた木材の評価方法を研究しています。

木材加工技術の最適化

木材加工技術は、伝統的な木工技術をベースに、ハイテク技術と融合しながら進化してきました。木材がもつ独特の加工性や質感(テクスチュアー)に適した加工技術や工具の開発の他、木材表面の触感や視覚的特性に対応した表面性状の評価方法と、表面創成技術を研究しています。 またソーラーエネルギーを利用した木材乾燥技術など、資源・エネルギーや環境問題に対応した開発研究も行っています。

木材や木造建築の耐久性評価

虫害や腐朽といった生物劣化の検出技術、劣化による強度性能の非破壊診断技術や木造建築の耐久性評価技術を開発しています。AEモニタリングやガスセンサを用いたシロアリの検出、電磁波やX線などを用いた内部劣化の評価技術の他、伝統木造や住宅の耐久性評価技術を研究しています。