ユナリグナだより

2003年11月

〜目次〜

  1. あいさつ
  2. 東京ユナリグナ第3回親睦会のご案内
  3. 紙上総会の結果
  4. 新役員のお知らせ
  5. 会計報告
  6. 投稿記事
  7. 東京ユナリグナ通信
  8. 紙上総会の近況欄より
  9. ユナリグナ関連研究室の変遷
  10. 昨年度の卒業生の研究テーマと進路先
  11. 事務局より
  12. ユナリグナだよりのメール配信について
  13. 住所不明者
  14. 編集後記

〜あいさつ〜
 
ユナリグナ会長 坂本正弘 昭和57年卒業

 ユナリグナ会員・会友のみな様方、いかがお過ごしでしょうか。各方面におかれましてお元気でご活躍のことと拝察致します。
時まさに改革が声高に叫ばれている今日この頃ですが、国立大学は来春から法人化されることとなりました。従来以上に社会に対する貢献が要求され、また研究もさることながら教育面におけるより一層の充実も必須要素です。具体的にどのように変化していくのかはよくわかりませんが、これを契機によりよい大学になるよう努力したいものです。
さて現在、大学では学科再編によってできた森林科学科の第1期生が3回生となり、春から本格的な専門教育が始まっています。従来の林学・林産の科目をほとんど網羅しているため、旧学科の学生に比べて履修科目数が増加し、かなりハードになっています。実習は前期に全員参加の基礎科目をおこない、後期になってより専門・応用的な科目を自分の進路に合わせて選択することとなりました。また、2回生の実習も並行しておこなうため、担当の先生方は時間と場所のやりくりにご苦労されています。
本年は樹木細胞学分野の粟野先生がスウェーデン農科大学に留学され、研究に励まれておられます。また、私、坂本は会長職を務めさせて頂いておりますが、在外研究する機会を得まして5月からフランス・ストラスブールのルイ・パスツール大学にて研究中です。副会長である宮藤先生をはじめ役員の方々には会長不在のご不便・ご面倒をおかけてしておりますこと、この場を借りておわび申し上げます。
季節は足早に冬に向っています。フランスでも最低気温がマイナスになるようになりました。会員・会友のみな様方のご健康を祈念するとともに、会の運営・発展にご理解とご協力を頂きますようお願い致します。



〜東京ユナリグナ第3回親睦会のご案内〜

 
下記の要領で東京ユナリグナ第3回親睦会が開催されます。主に東日本に在住の方々の参加となることと思いますが、もし都合がよろしければ全国どこからでもご参加下さい。子供連れ大歓迎です。また、ご夫婦で参加の場合は、特別会費:お二人で12,000円とさせていただきます。なお下記ホームページに詳しい情報が掲載されておりますので、一度アクセス下さい。
http://h3news1.kais.kyoto-u.ac.jp/users/yanase/HP/tokyo-yuna3.html


日 時: 平成15年12月6日(土)午後4時〜7時
場 所: 東京住友クラブ(新宿住友ビル[通称:住友三角ビル]47階、東京都新宿区西新宿2-6-1 、電話 03-3344-6285)
会 費: 8,000円(郵便振替口座:00110-9-560611、加入者名:東京ユナリグナ)
(ご夫婦で参加の場合は、特別会費:お二人で12,000円)
申し込み・問い合わせ先: 眞部信次(昭和51年卒)  E-mail: smabe@uranus.dti.ne.jp
〒102-0073 東京都千代田区九段北4-1-31-401  Tel:03-5215-5531, 090-9855-1354(携帯:眞部)  Fax:03-5215-5561
参加申し込み期限は11月30日まで。なお、直前での申し込みにも出来るだけ対応します。


〜紙上総会の結果〜


 ユナリグナ平成15年度新役員および会則第5条3の変更に関する紙上総会の結果を報告いたします。(返答、e-mail:157通、はがき:138通)
平成15年度役員: 承認 293 不承認 0 白票 2
会則変更: 承認 294 不承認 0 白票 1
以上の結果を持ちまして新役員ならびに会則の変更は承認されました。

〜新役員のお知らせ〜

紙上総会において承認されたユナリグナ平成14年度新役員(氏名、卒業年)をお知らせいたします。

会長
坂本正弘S57
副会長
宮藤久士H6、石井大輔H11
監事
巽 大輔H6
会計
濱本 尚美H15

常任委員
大澤純二S44、池際博行S50、藤田光男S56、吉岡まり子S57、高野俊幸S59、馬場啓一S60、
浅田隆之S60、奥 恭行S61、岩田忠久H1、村田功二H4、粟野達也H6、簗瀬佳之H8、
池田道春H15、三浦雅弘H15、西原 猛H15、中谷哲也H15、古野寛之H15

〜会計報告〜

平成13年度の会計報告(平成13年4月1日〜平成14年3月31日)
 
【収入】 【支出】
利子 271 紙上総会 67,350
終身会費 140,000 ユナリグナだより 89,427
歓迎会寄付 31,000 歓迎会 107,805
写真代 5,783
小計 171,271 諸経費 1,134
前年度繰越金 2,307,307 次年度繰越金 2,207,079
合計 2,478,578 合計 2,478,578
 


〜投稿記事〜

会員の方からの投稿記事をご紹介いたします。ユナリグナだより編集部では皆様からの投稿をお待ちしております。日ごろ思っていることなどをどしどしお寄せください(投稿先:ユナリグナ事務局)。 


『社会人ドクター』

松村裕之 (平成2年卒業)

 1992年に現在勤める化学会社に入社して以来、今年で12年目になりますが、最近の5年間は、それまでの7年間に比べても、そしておそらく私のこれまでの人生全般を通じても、最も変化が多く、少し多忙で、充実した5年間であったと思います。それは、もちろん仕事面においてもですし、またプライベートにおいてもでした。この間、2年間海外留学を経験し、2人の子供が産まれ、家を購入し、博士学位を取得しました。会社内での職場や職階の変化もありました。結果として、計3回転居しました(すなわち5年で4ヶ所に移り住みました)。大体が、ユナリグナへの転居のご連絡が遅くなってしまうため、事務局やその情報を頼りに連絡を取ろうとして頂く皆様にご迷惑をお掛けしてしまい、申し訳なく思っています。この紙面をかりてお詫び致します。それが故あって、今回このような投稿をさせて頂くことになりました。色々考えた末、私の学位取得に関するあれこれについて書かせて頂きます。
 私は、所謂社会人ドクター制度(正式には、博士課程社会人特別選抜制度)により、京大エネルギー科学研究科の坂 志朗教授の研究室で3年間お世話になり、2003年3月に博士学位(エネルギー科学)を取得することが出来ました。実に修士課程修了後12年目に念願が叶ったというところです。学位論文のテーマは「セルロース原料のエステル化によるバイオマスの有効利用」というものです。
私の会社では、セルロース関連事業が会社を支える大きな柱となっています。学部の時(林産工学科時代)からセルロース誘導体の研究を行っていましたことをきっかけに、現在の会社に入り、入社後もセルロース関連の研究開発を担当しました。当初から、この分野の仕事を続けるのであれば、企業に勤めていてもいつかは学位を取りたいと思っていました。当時ですと一般的には、所謂論文博士を目指すということになります。しかしながら、最初の数年間は、中々論文を書くことが出来ませんでした。これは、一部には、研究開発の内容が、論文を書くのに適さなかったということもあります。例えば、現業の製造プロセスに特有なノウハウに関する研究であったり、コストや顧客との関連が強いものは発表し難いということがあります。また、一般性・新規性の高いテーマであれば、それはそれで、研究を盛んに行っている頃には、余り早く外部に発表しない方がよいとの考えもあり、まず特許出願だけを行っておくという場合もあります。そして、もう比較的自由に外部発表してもよいという頃には、別のテーマが仕事の中心になっていて機会を逃す...。しかし振り返ってみれば、このような言い訳を盾に努力を怠っていたのではないかと反省する部分もあります。また現在では、こういった方針から外部発表しないことは、必ずしも会社の意図するところではないと認識しています。
さて、そのような中、会社から、米国へ留学しVirginia TechのW.G.Glasser教授のもとで研究する機会が与えられました。1997年10月から2年間でした。この留学には、新製品開発のための基礎作り、海外の最先端研究のフォローと人脈形成、語学・コミュニケーション能力の向上等の目的がありましたが、暗黙の了解として、これをベースに学位を取得するということも課題でありました。そのための帰国後の選択肢は2つ。1つは社内で研究を続け、論文博士を目指すという方法。もう1つは大学の先生の直接のご指導を頂き、社会人ドクターとして課程を修めるという方法です。種々検討し、色々な方にご相談させて頂きました結果、私の場合、後者を選択しました。なるべくなら、社外から更に新しく高度な専門知識を学び、取り入れながら学位を取得したいというのが最大の理由です。また、色々と言い訳をして学位取得をダラダラと先延ばしにしたくないという考えもありました(課程に入ればそういう訳にもいきませんので)。
社会人ドクター制度というのは、企業等に在籍したまま通常と同様に大学院の博士課程に入学し学位を取得するものですから、所属長(すなわち会社)の承諾書・推薦書が必要であり、当然、所定の単位取得等のため大学へ通うことが必要となります。これらを全て業務の一環として承認して頂き、支援して頂いた会社、上司、同僚に感謝したいと思います。そして何より、特殊な立場をご理解頂き、ドクターコースでご指導、ご支援頂きました先生方、研究室・事務室の皆様に感謝致します。
社会人ドクター設置の目的には、「大学等の研究者以外の高度の専門的能力を有する人材の養成」「地域振興や生涯教育の一環として、大学院レベルの高等教育を提供すること」「大学においては、社会人の技術者との交流により緊張感と活性化をもたらすこと」等が挙げられています。私の学位取得が、これらの目的に則してどれだけ貢献出来たか否かは、今後どれだけ社会の役に立つ研究開発の成果をあげられるかにかかっていますが、少なくとも個人的に、また会社として、この制度を通じて得られたものは大きかったと感じています。よい前例となり、弊社から継続して社会人ドクターを輩出できるよう、努力し、働きかけていきたいと考えています。




『I'm looking through Mr. Moonlight』

巽 大輔 (平成6年卒業)

今年の十五夜はお天気がいまひとつであったが、十月の十三夜にはきれいな月を眺めることができた。月といえば、どういう用途かわからないが、脇に小さな月球儀のついた地球儀が市販されている。そしてどういうわけか、わたしは幼い頃これが欲しくてたまらなかった。しかし、当時わが家にはすでに普通の地球儀があったので、「欲しい〜」とねだることはできなかった。最近、文房具店に立ち寄ったときに、この月球儀付きの地球儀を見つけ、そんな幼い頃のことを懐かしく思い出した。
 しかしこの地球儀、よく見ると地球と月がやけに近接している。実際に子どもたちがこの地球儀を見たときに、地球と月の距離はこの程度の縮尺で表すことができるのだ、と誤解してしまうのではなかろうか?このような疑問が湧くと、幼いころに月球儀付き地球儀を買ってもらわなかったことが、かえって良かったように思えてくる。
 では実際に月球儀は地球儀からどの程度離れて置くのが正しいのだろうか?理科年表などを見ると、地球と月の距離が詳細に書かれているが、そのようなものを見るのは面白くない。ここはひとつ、なにも見ずに距離を概算してみることにしよう!と思いたった。本当は理科年表を見るのが億劫なだけなのだが...。
 さて、何も見ずに、と言っても、まったく何の数値もなければ計算しようがない。小学生ぐらいのときに習った知識がかろうじて頭の隅に残っていたので、それを使うことにした。それは、直径に関して「月は地球の約1/4、太陽は地球の百倍ちょっと」ということと、「太陽を出た光は地球に届くまで約8分かかる」ということである。あとは、「光は1秒間に地球を7周半する」という、誰もが知っている知識を使えば十分だ。
 ここでいきなり太陽が出てきて、ふしぎに思われるかもしれないが、太陽をものさし替わりに使おうとしているのである。「太陽がものさし」とは何か?それは、太陽と月の見かけの大きさがほぼ等しい、ということである。そうすれば、図に示したように比例計算して、簡単に月までの距離xが求められる。ケプラーの第三法則など知らなくたって平気だ。得られた値は、x ? 28であった。つまり、月は地球の直径の約30倍離れたところに存在する。直径30 cmの標準的サイズの地球儀であれば、月球儀ははるか9 mも離れた地点に置かなければならないのだ。ん〜、月までは意外に遠い...。ちなみに、ここでようやく重い腰を上げて理科年表を手にすると、月までの距離はおよそ38万kmであることがわかった。これは地球の直径のほぼ30倍である。概算で求めた値は、実際の距離をよく表していたわけだ。
 上記のように簡単な計算で実際の月までの距離が求められたのは、ひとえに「太陽と月の見かけの大きさがほぼ等しい」という事実のおかげだ。これは実に神秘的かつ奇跡的な関係である。この関係がゆえに太陽と月はともに古代から陽と陰のシンボルとして、対比して崇められてきたのであろう。またこの関係がゆえに、皆既日食時には美しいコロナが見られるわけである。そして今回、この関係を月までの距離の概算に使おうと思いついたとき、頭の中で何かがパチンとはじけたような感じがした。
 かのアインシュタインが一般相対性理論の元になった等価原理の着想を得たときも「頭の中で何かがパチンと音を立てた」と言ったという、ほんとかうそかわからない有名な逸話注がある。アインシュタインの"人類史上最高の着想"をわたしのお遊び計算と同列の事例として扱うのは不徳この上ないことは百も承知であるが、あえてここに引用させていただいたのは、およそ発見とはこういうことではなかろうか、と思ったからである。等価原理も「重力と加速度による力が同等である」という原理であるし、わたしのお遊び計算も「太陽と月の見かけの大きさがほぼ等しい」ということを用いた。他にも、例えばファインマンの経路積分の方法は、古典力学のある関数と量子力学における振幅の同等性から導かれたものである。このように、"発見"はまったく別物とされていたことを結びつけることによってなされる場合が多い。そしてそのとき、頭の中がパチンと音を立てるのだ。
 科学に携わる者は、程度の差こそあれ、この"パチン"の快感を日々の糧として仕事をしているのではないか、と思う。わたしの頭は、今回の計算のようなお遊び的なことはひっきりなしにパチパチ音を立てているが、本業のパチンは簡単には訪れてくれない。しかし、上記のファインマンのパチンは、実は飲み会の席で訪れたそうである。つまり、発想にはある程度の遊び心も必要なのだ!そのことを信じて、パチンが訪れてくれるように日々励んでいる。
注:これを確かめるために多くの文献を調べたが、真相は明らかではなかった。ほとんどの文献には、「生涯最高の着想」と語った、と書かれている。


〜東京ユナリグナ通信〜

眞部 信次 昭和51年卒業

別掲「東京ユナリグナ第3回親睦会のご案内」でお知らせの通り、第3回目の東京ユナリグナ親睦会が12月6日に開かれます。忘年会シーズンの土曜日ではありますが、2年にたった一度!の機会です。全国の会員の皆さんにお集まりいただき、ご歓談していただけることを幹事一同願っております。
東京ユナリグナ発足の経緯や会の盛り上がりの様子は、2002年12月号の「東京ユナリグナ通信」で綾木さんからご紹介されていますので、私からは誕生秘話めいたことをご披露します。
そもそも、この親睦会の生みの親は昭和52年卒(9期生)の井上幹博さんと花岡千草さんです(読んでますか?お二人には心から感謝申し上げています)。昭和53、54年ごろだったか(もっと後だったかも・・)、お二人のご努力によって、東京での林産工学科卒業生の同窓会が開かれました。今となっては記憶の闇の彼方に消えてしまい、いつ、どこで、どうやったのか、全く覚えていません。ただ、二次会で新宿の末広亭のあたりをさまよい歩いたような記憶がおぼろげにありますが、はたして?当時のことを覚えている方がいらっしゃったらぜひ教えてください。それはともかく、その同窓会にはびっくりするくらい多くの同窓生が集まり、多くの先輩諸氏や同窓の仲間たちと在学中には考えられなかったようなお話しができ感激したことを、20年以上たった今でもはっきりと覚えています。当時は学科発足からまだあまり年月もたっておらず、集まったみなさんも全員が若く、希望に満ち満ちていました!!(今がそうではないという意味ではありませんよ、念のため)。会が盛り上がったなかで、次回担当の幹事もきまり、第2回目を約束して散会したのですが、残念ながら第2回同窓会の開催が実現しないまま時が過ぎました。その間、林学科卒業生が毎年3月頃開催している同窓会「東京クローネ会」に、ユナリグナが合流する「東京クローネ会ユナリグナ合同懇親会」の形が出来、多くのユナリグナ有志の皆さんが毎年参加され、林学・林産工学両卒業生が一緒になって楽しむ同窓会が続いてきたようです。学部改編で林産工学科と林学科が一緒になり森林科学専攻となってからは、東京クローネ・ユナリグナ合同懇親会に来賓として大学からおいでいただく先生が、なぜか元林産工学科の先生という状態が続きました。教室主任がたまたま元林産工学科の先生が続いたと言うのが理由だったようですが、増田先生、奥村先生、藤田先生(この順番だったかな?)等々おいでいただいた先生方とのお話の中で、林産工学科卒業生独自での同窓会をぜひやりましょう、と言うことになりました。一番暇だった私が「言い出しっぺ」の役をお引き受けし、大澤さんをはじめとした一期の先輩方や四期の服部先生、また私と同期(八期)の綾木さんを巻き込み、本部からはお祭り好き(失礼!)の若い衆のご紹介を受け、発起人会の開催となったわけです。発起人会は銀座ライオンでサッポロ生ビールを飲みながら「超」盛り上がり、後は綾木君さんのご紹介にある通りとなりました。
長々と書いてしまいましたが、この東京ユナリグナ親睦会の源泉が20年以上前の東京地区同窓会にあることをぜひ皆さんに知っていただきたかったのと、当時ご苦労をいただいた井上さんと花岡さんのお二人に感謝の気持ちをお伝えしたいとの思いで書かせていただきました。ちょうど七五三の時期です。大澤会長をはじめとした幹事の皆さんのボランティア的活動によって東京ユナリグナ親睦会も第3回目となり、3歳のお誕生日を迎えることとなりました。「3回続けば、後はほっといても大丈夫?」ということで、この第3回目の親睦会を盛大に行いたいと思います。最初にも書きましたが、東日本エリアの同窓生に限らず、全国から多くの皆さんにお集まりいただければと願っています。特に、恩師の先生方、また在学時代に大変お世話になった事務官の皆さんにおいでいただければこれに勝る悦びはございません。多くの方からの参加のご連絡をお待ち申し上げています。新宿の美しい夜景を眺めながら、夢と希望にあふれていた昔にタイムスリップしましょう!




〜紙上総会の近況欄より〜


紙上総会の近況欄に寄せられたメッセージです。編集部による掲載漏れにつきましてはご容赦願えれば幸いです。

氏名(卒業年)
メッセージ
小野克己(S44) 東京から京都へ帰って1年になりました。研究開発の仕事になりましたので大学にもよくお邪魔しますのでまたよろしくおねがいします。
・西村光男(S44) 大学も組織や名前の変更があり、親しみが薄れて行きそうな感じがします。是非、産業界との関わりを強めていってください。
中井雅典(S44) 先日喜多山さんの退官記念講演と懇親会を5/5(本来は5/3)に間違えて出席できませんでした。年をとってきてボケつつあります。
藤田清臣(S44) シックハウスに係る建築基準法の改正に当り、対策に追われ、目下会員からの説明講演にとびまわっています。
・友繁昌三(S45) ユニチカから平成11年8月に(財)生産開発科学研究所に出向して4年が過ぎようとしています。勤務先も左京区内で大学へ通っていた時よりも近距離で、30数年前の学生に帰った気分で、日々研究に励んでおります。
高橋源昭(S47)) GSCが必要とされる時代になりました。林産学もそれに多大な関与が出来ると思います。関係ご各位のお考え、実施されている方はその実態、方向性などを教えて頂くと大変ありがたく思います。 実はJCIIで暫く仕事をすることになりました。
・岩堀博志(S48) 5月3日東京で東京農工大・喜多山教授(元林産教官・林学OB)の退官記念講演に出席し、大澤先輩、桂先輩等懐かしい諸氏にお会いしました。東京・単身赴任をして1年3ヶ月余りが過ぎました。今日は家(自宅)に帰ってますが、家はゆっくりできます。今年は東京ユナリグナOB会の年、楽しみにしています。皆様お元気で。
・大串博行(S49) みなさん、おげんきですか?最近ようやくHPをつくりました。お時間があれば、ご訪問くださいね。
・喜多見長兵衛(S49) このたび土地家屋調査士として新たに喜多見登記・測量事務所を開きました。土地・建物よろず相談所です。気軽に声をかけて下さい。
・田所賢一(S50) 転勤で高知の中村市に在住。妻子は今までどおりの場所。単身赴任2年目
・下野哲夫(S50) 4月下旬、中国の子会社に行って来ました。上海に戻る高速道上が事実上の関所。いつもなら30分の所要時間が3時間。旅客バスの上海乗り入れは事実上の禁止。当方はどうにかすり抜け。上海のホテルでは耳検温。上海ウエスティンの翌日の朝食は私だけ。咳きひとつ出来ず、一路、名古屋へ。当然のように10日間の自宅謹慎。
・綾木光弘(S51) これまでは、ただただ忙しいの会社生活でしたが、50歳を機に人間の幅をさらに広げた活動をおこないたい(格好良すぎるかな?)と考えている、今日この頃です。子供はすっかり手を離れて、自由度が大きく増加してきました。
・松井邦泰(S51) 今年の11月に京都大学少林寺拳法部創立40周年記念式典があるため いまから身体を鍛え直さねばと考えております。皆と合同練習ができるように。
・藤井真智子(S51) ボランティアで老人施設で音楽療法をさせて頂くようになりました。ごくたまに病院に出向くこともあります。また、年に何度かつくば国際会議場で学会のお手伝いも。そこでこんな一句が頭から離れません。剃刀と呼ばれた人の紙おむつ
・松下隆志(S53) 皆様、お元気ですか?私は2000年から、中国大連市にある工場に勤務しております。21世紀は中国の時代、世界の製造工場と言われ過加熱状態でしたが、現在はSARSの影響でやや沈静化しています。大連でのSARS患者は4名(内2名が死亡)が報告されており、5月1日からカラオケやジム・サウナ・プール等の娯楽施設は全て閉鎖されています。高速道路の封鎖や、人民の移動を禁止する条例など対応策が矢継ぎ早に出されました。5月の7連休も直前に取り消されました。大規模集客は禁止され、庶民が熱狂しているサッカーも市内スタジアムでの試合は禁止、近隣郊外へ開催場が変更になりました。展示会、アカシア祭り、ファッションショーなどが延期・中止になりました。一党独裁政権の威力をまざまざと見る思いです。民衆は免疫力強化とばかり、山登りやハイキング等の野外活動が流行しています。木材業界でも中国シフトが目立ってきています。大連へお越しの際は、ご連絡ください。
・渡邉文則(S53) 人事課に移動になり年金やら老後のいろいろを検討しています。自分の老後のためにも役に立つ職場です。
・金井和光(S55) しばらく休眠状態だった会社の剣道同好会を復活させて、東京都北区や薬業剣道連盟の大会に出場しております。勝敗よりも友好かなあ。
・川上博史(S57) 農薬取締法改正による混乱と、デフレによる単価安で、農業の生産現場も、大変な1年でした。そんな中、長女が高校、二女が中学とダブル進学を迎え、四苦八苦。学費だけはデフレとは無縁の世界みたいで、ナンデダロ〜?
・岸 肇 (S59) 長年お世話になった東レを退社し、昨年度から姫路工業大学の教員をしています。一生懸命講義準備をしても、学生に教室で寝られて、内心「ムカッ」とするのですが、「自分もそうだった。失礼なことをしていたなあ。」と昔を思い出し、「寝ていては損」と思わせるような講義をしようと思い直しています。講義に慣れるに従い、ようやく研究にも軸足を移せるようになってきました。樹脂・接着剤・複合材料に関連してもしなくても、産学協同研究、大歓迎です。
中川徹夫(S61) 群馬大学教育学部に奉職して、今年で五年目になります。従来の理科教育の授業・演習に加えて、今年度より物理化学(熱力学分野)の授業も担当することになりました。現在、講義の準備に時間を費やしております。自分で物理化学を学ぶのは楽しいのですが、いざ教育学部の学生に講義するとなると結構大変であることを痛感しております。
染谷広幸(S62) 学部時代とは全く異なった分野の研究を始めたので未だに戸惑うことがありますが,少しは見通しがきくようになった気がします。
・中野雄司(H1) 2年近くアメリカのサンディエゴに留学していました。帰国後は、同期(H1卒)の岩田と同じ職員宿舎で6階8階に住む、「隣人」です。理化学研究所の和光キャンパスにお越しの方は是非どちらかに御一報を。開けゆく和光駅前で飲みましょう。
・小池 豊(H2) 2年振りに日本に帰ってきました。一見変わっていないようですが、結構この2年、会社内外のシステムが変わっていると思いました。日米比較はいろいろありますが、機器は日本の方が進んでいますが、インフラはアメリカの方が進んでいると思いました。
・中野禅(H2) 縁あってカザフのドンブラという2弦の民族楽器を習っています。
・荒西義高(H4) 入社以来ずっと同じ部署ですが、最近テーマがセルロース絡みになってきました。
・植田祥平(H4) 昨年、木質系炭化材を研究しているワーキンググループの仲間に入れてもらい、久しぶりに「木」関係の試験をしました。
・今井大介(H4) 6月22日に八坂神社で結婚式をあげることになりました。
・横尾晴久(H4) 過日、娘(3才)、息子(2才)と手抄き和紙体験(英才教育?)をする機会がありました。長繊維に粘剤を使ってのいわゆる流し抄きですが、理屈でわかっていたつもりでも、実体験して新鮮な驚きがありました。和紙には情緒的な面以外にも、学ぶべきことが多いように思います。
・扇谷 浩(H4) 分子性溶液の構造を、Kirkwood-Buff理論を用いて調べています。1−プロパノール水溶液の成果を、日本化学会誌の3月号(最終号)に発表しました。
・難波誠司(H5) 大学卒業以来、初めて週末にアメフトに関係してない日々を過ごしております。BBQにインラインスケート、手打ちパスタ…等々楽しいもんですね。
・中村隆幸(H5) 長男は先日2才になって、毎日元気にあばれています。
・柏川陽子(H5) 都心への通勤は疲れますが、職場の窓から皇居の四季と東京タワーが見えるのもいいかなと思っています。
・山本留美子(H6) 農学部の改組後も、また新しいユナリグナの仲間が増えていくことを楽しみにしております。
・可児千鈴(H6) 夫が転勤族のため京都から遠ざかると思っていましたが、意外と近くに勤務となりました。
・見舘雅寿(H6) 住友林業株式会社集合住宅本部大阪営業部というところで、2×4アパートを中心として鉄骨・RC造のマンション店舗等の設計をしています。最近は、デイサービスセンターやグループホームといった高齢者介護系の案件に携わることが多くなってきました。現場で2×4材が組み上がっていくのをよく目にはしますが、学生の頃と違って、生きている樹木についてじっくり見ることは少なくなってしまいました。
・今井友也・牧子(H7) 京都に帰って来て2年目。相変わらず2人して元気に暮らしています。
・金井秀恭(H8) 昨年の年末に男の子が生まれました。いまは、平日は仕事に、休日は子供に振り回されている毎日です。
・田中宏子(H8) 1年間の育児休暇取得後、職場復帰して早9ヶ月が過ぎました。毎日どたばたの連続ですが、子供も楽しんで保育園に行き多くのことを学んでくるのを見るのが楽しみです。仕事と育児の両立に頑張っています。
・片平 類(H9) とりあえずは目先のゴール(卒業)に辿り着きたいものです。
・豊田純一郎(H9) 伊東先生、杉山先生、馬場先生お元気ですか?私はとりあえず生きています。
・島田 学(H10) 私事ですが、転居いたしました。なかなか同期会にも参加できず、みんなともご無沙汰していますが、また、日を見つけて集まりましょう!
・福井知也(H10) 東京ガスで営業をしています。会社のアメフト部が社会人1部リーグに昇進しました。まだ選手をやっています。今でも、学生時代のことを時々思い出します。奥村先生、藤井先生にはお世話になりました。大変感謝しています。
・小坂堅太郎(H11) 月日のたつのは早いもので、東京に来て5年目の夏です。娘も1才になります。
・油石 元(H11) 頑張っています。結婚はまだです。
・南 和行(H11) 木材や住宅とはすっかり離れた生活ですが、生活の中で木材に出会うたびに胸おどります。最近、夜寝ているときに、研究室の夢をとてもよく見ます。幸せな毎日をすごせた証拠でしょうか。
・尾崎猛智(H14) 最近は解剖学の実習で人骨を扱ってます。富士の樹海で見つかったものや飛び込み自殺体など、なんておそろしいんでしょうか。シクシク。
・岡村圭造 昨年(2002年)3月に京都学園大学を定年退職しましたが、その後も韓国と台湾の日本語科の学生の短期の日本語研修に非常勤を勤めています。
・杉原彦一 先日、突然40℃の高熱となり意識がおかしくなって、家内をアブツカせました。幸い一週間の入院で元気になり退院、元気を取り戻しました。
・中戸莞二 元気にすごしています。
・西尾嘉之 法人化直前の委員として、多忙すぎます。
・西田洋子 仕事に頑張っています。



〜ユナリグナ関連研究室の変遷〜


 ここ数年農学部・農学研究科では改組が行われ、「現在の組織がどのようになっているのか分からない」、あるいは「自分が所属していた研究室はどうなったのか」というような会員の皆様の声をよく耳にいたします。そこで、2回の改組を終え、組織として落ち着いてきたユナリグナ関連研究室の変遷につきまして、本紙面をお借りしてご説明させていただきたいと思います。
一般に、改組前の教官は○○学部○○学科教授と呼ばれるように、学部(ユナリグナでは農学部林産工学科)の所属でありました。しかし、大学院重点化により、現在全ての教官は大学院の所属となり、例えば農学研究科に所属の教授の先生は、農学研究科森林科学専攻教授と呼ばれるようになっております。この大学院に所属の先生方が学部での研究・教育に携わるというのが現在の組織構造であり、農学研究科所属の教官でなくても農学部での研究・教育を行うこととなります。そこで次ページの表を御覧下さい。まず、左側の農学部林産工学科とあり、その下に各研究室名が書いてある部分は、平成6年入学の方までの枠組で、多くの卒業生の方がなじみ深い研究室名であると思います。これが、大学院重点化および農学部の改組により、教官は農学研究科森林科学専攻、農学研究科地域環境科学専攻あるいはエネルギー科学研究科エネルギー社会・環境科学専攻の所属となり、これらに所属する教官は農学部生物機能科学科生物材料科学コースを兼担いたしました(生物材料生産システム学分野(旧林産機械学分野)だけは生物生産科学科生産システム学コースの兼担)。この時に各研究室名も表に示すように改名されました。その後、さらに2回目の改組により農学部の学科名が変わり旧林産工学関連分野の教官は農学部森林科学科を兼担し、現在に至っております。この時も一部の研究室では研究室名を再度改名いたしております。最後に、表の右に各研究室の歴代の担当教授の先生のお名前を順に記しましたので、皆さんが所属された研究室の変遷あるいは現在の研究室名がお分かりいただけるかと思います。
改組により、多くの皆さんが慣れ親しんだ研究室名は変わってしまったと思いますが、ユナリグナの発展、運営のためにますますの皆さんのご理解、ご協力の程よろしくお願いいたします。




〜昨年度の卒業生の研究テーマと進路先〜


 研究室ごとに卒業生の研究テーマと進路先をまとめてみました。氏名、研究テーマ、進路先の順に示してあります。修士および博士課程修了者はそれぞれ氏名の下に(修)、(博)と示してあります。

森林科学専攻
・生物材料設計学分野(増田稔教授、仲村匡司講師、村田功二助手)
北川敬司(修) 画像相関法による横引張及び割裂の破壊挙動解析 ヤマハ株式会社
前平 誠(修) デジタルカメラを用いた塗装木材の光沢評価 凸版印刷株式会社
松田陽介(修) 各種パターンにおける心理イメージと視覚物理量の関係 ダイキン工業株式会社
池田道春 画像相関法による面材のせん断変形挙動解析 森林科学専攻修士課程
伊藤潤子 インテリア構成要素の組合せと和・洋のイメージ 森林科学専攻修士課程
山本恭子 白黒二色の縦縞模様における視覚特徴量と見た目の印象の関係 (株)アクティブプランニング
・林産加工学分野(奥村正悟教授、藤井義久助教授、澤田 豊助手、簗瀬佳之助手)
江原 学(修) 飛騨地域の家具製造業における職業教育訓練の現状と課題 -技能工、管理者および経営者に対するアンケート調査- (株)モリタ製作所   
黒田朋未(修) 出土木材の保存処理へのAE法の適応 -乾燥及びPEG処理におけるAE発生- 富士ソフトABC(株)
森 乙代(修) 触覚を考慮した木材加工面の粗さ評価 -突出山部高さ(Rpk)と粗滑感の関係- (株)富士通関西システムズ
大堀敦史 研削振動のパターン認識による帯鋸歯研削工程の識別 森林科学専攻修士課程
三浦雅弘 シロアリ食害活動から発生するガスの検出 -ガスクロマトグラフを用いた成分分析- 森林科学専攻修士課程
安田 佐 セラミックガスセンサによる木材腐朽菌から発生するガスの検出 森林科学専攻修士課程
・生物繊維学分野(松本孝芳教授、山内龍男助教授、巽 大輔助手)
青野 初(修) セルロースの分子特性に及ぼすマーセル化の影響 森林科学専攻博士後期課程
市川若菜 トロロアオイ粘質物の粘弾性特性 森林科学専攻修士課程
・樹木細胞学分野(藤田 稔教授、高部圭司助教授、吉永 新助手、粟野達也助手)
紀 昌子(修) 可視域光学系による細胞壁厚測定の課題と提案 森林科学専攻博士後期課程
岩井輝真 ミクロフィブリル傾角測定における細胞の形とX線回折 陸上自衛隊
末吉正和 四酸化ルテニウム染色による仮道管細胞壁の高分解能走査型電子顕微鏡観察 ジャグラー
西原 猛 アメリカヤマナラシにおけるモノリグノール生合成の最終段階を調節する酵素の免疫局在 森林科学専攻修士課程
由良慶史 酢酸菌セルロースマットを用いた細胞壁木化シミュレーション ハーゲンダッツ株式会社
和田宗久 CAD活性を抑制した形質転換ポプラにおける細胞壁木化過程 森林科学専攻修士課程
・複合材料化学分野(西尾嘉之教授、吉岡まり子講師)
東原武志(修) 乳酸オリゴマーを側鎖とするグラフトポリマーの合成と延伸配向特性 東レ(株)
大野貴広(修) セルロースアルキルエステル/ビニルポリマーブレンド体の相溶性評価 森林科学専攻博士課程
髭白朋和(修) セルロースアセテート/ポリ-ε-カプロラクトン系非相溶ポリマーブレンドの新規相溶化剤 大日本インキ化学工業(株)
宮田篤史(修) グルコースを出発物質とする生分解性ポリウレタン発泡体の調製 三井化学(株)
笠井 豪  イミダゾリウム塩を導入した新規イオン性セルロース誘導体の合成と機能開拓 森林科学専攻修士課程
森川由章 スクロース由来の生分解性ポリオールおよびポリウレタン発泡体の調製 森林科学専攻修士課程
安本光秀 コレステロールモノコハク酸エステルと鎖状アミンからなるイオン性脂質錯体の転移挙動と液晶ガラスの構造緩和 農学研究科食品生物科学専攻修士課程
・生物材料化学分野(中坪文明教授、高野俊幸助教授、上高原浩助手)
辛川 誠( Chemical Synthesis of High-Regioselectively Methylated Celluloses by a Cationic Ring-Opening Polymerization and Some of Their Solution Properties 和歌山県工業試験場
中井慎二(修) 6-O-アルキルセルロースの調製とその性質 (株)クラレ
戸田佐苗(修) 再生セルロースフィルムの表面化学処理 -アセチル化と硫酸化- 日本製紙ケミカル(株)
松井芳明(修) 6-アミノ-6-デオキシセルロースの調製とその性質 花王(株)
村上智美(修) 樹皮および樹皮成分のホルムアルデヒド吸着能に関する研究 伊藤園(株)
榊原圭太 グルコースオルトエステル誘導体のリビングカチオン重合の検討 森林科学専攻修士課程
津田祥代 アカネ科植物の抽出成分中におけるアントラキノン化合物の分析 京都市市役所
細谷隆史 イソコニフェリンの脱水素重合 エネルギー科学研究科修士課程
前号において生物材料科学分野の欄に下記内容が掲載もれになっていました。お詫びしてここに記載させていただきます。
西尾直高 位置選択的置換6-O-カルボキシメチルセルロースの調製 森林科学専攻修士課程
農学研究科地域環境科学専攻
・バイオマス循環論分野
幸 進(博) Effects of Utilization of Nuclear Energy on Environment: Focused on Former USSR (エネルギー利用の環境への影響についての研究:旧ソビエト連邦に着目して) 放射線医学総合研究所
青山恭子(修) ハチクの伸長成長とβーグルコシダーゼ 日本公文教育研究会
大西秀徳(修) 草木灰抽出液が植物成分に及ぼす影響 ソフトウェア興産株式会社
阪田雄現(修) マングローブの葉の化学的組成と耐塩性 カネボウフーズ株式会社
守田清史(修) クリのショ糖合成酵素遺伝子ファミリーの解析 松下電工株式会社
辺 和子 ハチクのショ糖リン酸合成酵素遺伝子の解析 スタッフサービス
濱本尚美 モウソウチクのショ糖合成酵素遺伝子の解析 地域環境科学専攻修士課程
木質科学研究所
農学研究科森林科学専攻
・細胞・構造機能分野(伊東隆夫教授、杉山淳司助教授、馬場啓一助手)
堀 律子(博) Structural analysis of wood cell walls by using microdiffraction and FT-IR spectroscopic methods 日本学術振興会特別研究員(PD)東京大学大学院農学生命科学研究科 生物材料科学専攻
北川結希(修) リコンビナント酢酸菌セルロース合成酵素の大量発現系の検討 森林科学専攻博士課程
上杉真紀(修) 樹木組織の成熟に伴うペクチンとヘミセルロースの分布の変化 オタフクソース株式会社
田畑泰里(修) ジンコウの組織と香り成分の人為的誘導 株式会社松栄堂
・複合材料分野(川井秀一教授、矢野浩之助教授、畑 俊充助手)
稲場大介(修) スパイラルワインディング法を用いた紙管および円筒LVLの連続成形 株)日本写真印刷株式会社
小川壮介(修) アカシアマンギウム樹皮の接着剤および成型物への利用 株)ウッドワン
中原 進(修) CCA処理木材中の無機復塩の性状に関する分析化学的考察 住友林業株式会社
・劣化制御分野(今村祐嗣教授、角田邦夫助教授、吉村 剛助教授)
藤澤 匡(修) パルス通電加熱法による木炭からの炭化ケイ素/炭素複合材料の製造とその特性解析 森林科学専攻博士後期課程
Musrizal Muin(博) Alternative Approach to the Preservative Treatment of Wood-Based Composites Using Supercritical Carbon Dioxide Hasanuddin University(インドネシア)
・構造機能分野(小松幸平教授、瀧野真二郎助手、森 拓郎助手)
野田康信(修) 集成材コーナー接合部の耐力性能向上を目的としたLFJ(Large Finger Joints)の補強 北海道立林産試験場
農学研究科応用生命科学専攻
・生化学制御分野(島田幹夫教授、梅澤俊明助教授、服部武文助手)
中坪 朋文(修) Basic studies towards elucidation of heartwood formation mechanisms (心材形成機構解明のための基礎研究) 応用生命科学専攻博士後期課程   
・バイオマス変換分野(渡辺隆司教授、本田与一助教授、渡邊崇人助手)
寺西紘子(修) 白色腐朽菌 Ceriporiopsis subvermispora の新規代謝物 ceriporic acid による水酸化ラジカル生成反応の抑制 (株)クラブコスメチックス        
エネルギー科学研究科エネルギー社会・環境科学専攻
エネルギーエコシステム学分野(坂 志朗教授、河本晴雄助教授、宮藤久士助手)
仲田利樹 超臨界水によるセルロースからのエタノール生産


〜事務局より〜
 現在、会員名簿の管理はユナリグナ事務局で行っています。住所等変更されました際は、事務局までご一報くださいますようお願い申し上げます。

ユナリグナ事務局
606-8502 京都市左京区北白川追分町
京都大学大学院農学研究科森林科学専攻内
e-mail:unaligna@kais.kyoto-u.ac.jp
URL:http://h1sparc1.kais.kyoto-u.ac.jp/~unaligna/
郵便振替口座 0070-4-41843 京大林産工学同窓会
 京都大学農学部四明会は、大変な財政危機にあります。名簿を参照されたい会員の皆様は、ぜひ四明会名簿をご購入いただきますようお願い申し上げます。名簿の購入申し込みは、下記にて随時受け付けております。

京都大学農学部四明会
〒606-8502 京都市左京区北白川追分町
TEL/FAX: 075-753-6030
E-mail: shimei@kais.kyoto-u.ac.jp
URL: http://www.shimeikai.kais.kyoto-u.ac.jp/


〜ユナリグナだよりのメール配信について〜


ユナリグナだよりのメール配信に同意いただいた会員の皆様には、今回もe-mailにて配信させていただきました。これにより、ユナリグナの運営経費が節減され、運営委員の労力も大幅に軽減されました。メール配信に同意いただいた皆様には厚く御礼申し上げます。今後もユナリグナだよりを皆様にお届けするために、メールアドレスの変更等がありましたら下記ユナリグナ事務局までご連絡ください。また、次号よりユナリグナだよりのメール配信を希望される方もこちらへご連絡ください。
e-mail: unaligna@kais.kyoto-u.ac.jp


〜住所不明者〜

 

下記の方々の連絡先が不明となっております。ご存知の方はユナリグナ事務局までご一報くださいますよう、お願い申し上げます。氏名と卒業年を掲載してあります。敬称略。
杉本隆一S45、中江奘重郎S45、岸本郁冶S46、西條秀昭S46、武田真S47、原田正美S47、吉田仁S47、佐藤秀次S48、武久文雄S48、山崎康一S48、荒木正仁S49、松本廣治S49、山口篤志S49、大久保伯明S50、安田明S50修、神園泰比古S51、永井育子S51、三谷智加子S51、山本信夫S52、石井進悟S54、安田歩S54、原田良雄S55、関充利S56、吉村守S56、白木博S58、田中克明S59、生宗里佳子S60、松波のぞみH1、伊藤秀己H2、山下正毅H2、浦上善一郎H3、瀬之口潤輔H3、田辺徹H3、北澤早苗H5、石井励一郎H6、藤崎浩二H6、上月章浩H8、松山拓郎H8、喜田節子H9、澤田剛H9、仲亀誠司H9、橋本知鑑H9

〜編集後記〜


 投稿記事に執筆いただきました方々にはこの場を借りて御礼申し上げます。ユナリグナだよりは会員の皆様のための同窓会誌です。幅広い年代の方々、様々な方面でご活躍の方々から投稿いただいたほうが、より楽しく充実したものになると思いますので、内容はどんなものでも結構ですので、皆様からの積極的な投稿をお待ちしております。どうぞよろしくお願い申し上げます。
また、ユナリグナの方針、ユナリグナだよりに対する皆様のご意見、ご感想、質問など何事でもかまいませんので会員の皆様のお声をお聞かせいただければ幸いです。
 ユナリグナのホームページも随時updateいたします(下記URL)。ぜひアクセスしてみてください。


ユナリグナ事務局
606-8502 京都市左京区北白川追分町
京都大学大学院農学研究科森林科学専攻内
e-mail:unaligna@kais.kyoto-u.ac.jp
URL:http://h1sparc1.kais.kyoto-u.ac.jp/~unaligna/
郵便振替口座 0070-4-41843 京大林産工学同窓会


編集 宮藤 久士

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