ユナリグナだより

2000年10月

〜目次〜

  1. あいさつ
  2. 紙上総会の結果
  3. 新役員のお知らせ
  4. 会計報告
  5. 投稿記事
  6. 紙上総会の近況欄より
  7. 昨年度の卒業生の研究テーマと進路先
  8. 住所の掲載について
  9. 住所不明者
  10. 「ユナリグナの集い」について
  11. 東京ユナリグナ発足総会について
  12. ユナリグナだよりのメール配信について
  13. 編集後記

〜あいさつ〜
 
『新たな胎動』
ユナリグナ会長 高部圭司 昭和53年卒業

 ユナリグナ会員、会友の皆様には、お元気でご活躍のことと拝察いたしております。ミレニアムと騒がれた2000年もすでに半分以上が過ぎ、21世紀は目前です。農学研究科にとっても、我々同窓会にとっても新しい方向を模索する時が来ています。
 新しいユナリグナ役員が承認された後、7月初旬に平成12年度ユナリグナ役員会が開催されました。この会議では、眞部氏より「東京ユナリグナ会」設立の提案が出されました。役員会では慎重に討議いたしました結果、会設立に向けて積極的に支援していくことが決められました。現在、眞部氏を中心に設立総会の準備が進められております。詳細はこの会報をご覧下さい。この役員会では、11月3日に「ユナリグナの集い」を開催することも決定されました。学生役員を中心に準備が進められておりますので、ぜひご参加下さい。詳細はこの会報に載せられております。
 皆様にはご承知のことと思いますが、農学部が改組されて6年が経過いたしました。改組後に入学してきた学生も来春には修士を修了しようとしています。今年になり食糧科学研究所が農学研究科に統合される方向で討議が進められたことを契機に、農学研究科を再改組する議論がなされました。近々、新しい農学研究科を皆様にご報告できるものと思います。
 さて、この1年を振り返ってユナリグナに関連する研究室の動向をお知らせしたいと思います。この3月には長く木材加工材料学講座、複合材料化学分野で研究指導に当たられた白石信夫教授が御退官されました。京都市内のホテルで行われた御退官記念祝賀同窓会には、名誉教授の方々、多数の卒業生、現職教官などが集いましたが、今なお若々しい白石先生の御退官を惜しむ声が数多く聞かれました。ホテルの窓から見た雨に煙る東山の山並みが、会の進行とともに薄紫色に染まって、とても印象的な会となりました。
 この4月には生物材料化学分野の助教授であられました湊和也氏が、京都府立大学農学部森林科学科木質材料学講座の教授にご就任されました。30余年にわたり京都大学で熱心に教育・研究に携わってこられましたので、京都大学を離れることに万感胸に迫るものがあったようですが、新天地で決意新たにご活躍されております。
 4月には植物細胞構造学分野に助手として粟野達也氏が採用されました。免疫電子顕微鏡法によるヘミセルロースの分布を研究しており、研究内容は学生時代から高い評価を受けておりました。研究意欲、指導力、体重とも充分すぎるほどありますので、今後の活躍が期待されます。
 10月には東京農工大学工学部有機機能材料化学科教授の西尾嘉之氏が白石先生の御後任として複合材料化学分野の教授に併任されます。氏は「天然多糖を新たに機能化し、素材として高度な有効利用をはかる」ことをテーマとして研究を進められてきたとうかがっております。
 ユナリグナに関連する分野の先生方は、相変わらず精力的に研究を進めておられます。最近では特に海外の研究者と積極的に共同研究を進められ、ドイツやフランス、スウェーデン、タイ、インドネシア、ウズベキスタンなどに出かけられております。
 長く続いた景気低迷も、少しずつ回復の兆しが見えてきたようです。とは言っても、会員、会友の皆様には、まだまだ厳しい状況が続いているものと拝察いたしております。会員、会友の皆様方には健康維持を第一にご活躍されんことを心より祈念いたしております。


〜紙上総会の結果〜


 
ユナリグナ平成12年度新役員に関する紙上総会の結果を報告いたします。(返答、e-mail:72通、はがき:275通)

承認 337、非承認 0、白票 10

以上の結果を持ちまして新役員は承認されました。

〜新役員のお知らせ〜

紙上総会にて承認された平成12年度ユナリグナ新役員(氏名、卒業年)をお知らせいたします。

会長
高部圭司S53
副会長
巽 大輔H6、寺本好邦H10
監事
上高原浩H3
会計
竹内美由紀H10

運営委員 野橋健三S47、伊藤健一S51、眞部信次S51、吉岡まり子S57、坂本正弘S57、畑 俊充S60、
河本晴雄S61、仲村匡司S62、吉永 新H1、永島晃治H3、氏原真樹H6、簗瀬佳之H8、片平 類H9、
鈴木史朗H9、浅田庄一郎H10、安藤 覚H10、藤原裕子H10、石岡 智H11

〜会計報告〜

平成11年度の会計報告(平成11年4月1日〜平成12年3月31日)
 
【収入】 【支出】
前年度繰越金 1,769,851 ユナリグナだより 103,980
利子 546 ユナリグナ紙上総会 88,400
年会費 2,000 写真代 5,821
終身会費 63,000 電報代 3,643
歓迎会寄付 67,000 事務費・諸経費 14,173
その他 25,521 歓送迎会 105,275
次年度繰越金 1,606,626
合計 1,927,918 合計 1,927,918

以上会計を報告いたします 会計 岩渕晶子

以上のとおり相違ないことを認めます 監事 廣澤修一
 


〜投稿記事〜


会員の方からの投稿記事をご紹介いたします。ユナリグナだより編集部では皆様からの投稿をお待ちしております。日ごろ思っていることなどをどしどしお寄せください(投稿先:ユナリグナ事務局)。 


『ランスに滞在して』 

吉永 新 (平成元年卒業,森林科学専攻植物細胞構造学分野助手)
昨年5月から今年の3月末まで、共同研究でフランス国立農事試験場(INRA、ランス)に滞在しました。
 フランスで約1年を過ごしたというと、「もうフランス語はぺらぺらですね。」とよく言われます。恥ずかしながら、私の場合、出発前に半年ほどフランス語を習ったものの、なかなか話せるようにはなりませんでした。研究室ではあいさつ以外は英語でやりとりしていましたが、市内では地方都市だけあってフランス語しか通じませんでしたので、最初のうちは紙に書いて見せ、そのうちたどたどしいフランス語とジェスチャー等でやりとりをしていました。やはり日本人が少ないせいか、珍しいらしく、赤ん坊に出会うとよくじっと見つめられてしまいました。
 ランスはパリから北東へ電車で1時間半ほどのところにあり、シャンパンの産地として知られています。郊外に出ると一面のブドウ畑が広がります。ブドウの収穫は全て手作業で行われているそうで、整然と植えられたブドウから考えて、私はてっきり機械で行っているとばかり思っていましたので、意外でした。その理由は、機械で行うと、ブドウの実が傷ついてしまい、シャンパンの味が悪くなるからだそうです。私のいた研究所にも、シャンパンの泡について研究している人がいました。ワインやシャンパン(食べ物でもそうですが)に対するこだわりは相当なものであるようでした。
 渡仏して間もない頃、韓国での学会を除くと全く初めての海外での生活で、なおかつ言葉が通じないことから少々緊張していました。ある時、宿舎の近くで市(マルシェ)が開かれていて、辞書を片手に入っていって見ると、「今日はイチゴが安いよ!」と大声で(フランス語、想像ですが)叫んでいる店の人もいて、言葉や並んでいるものは違いますが、雰囲気は日本の市場と変わらず、大変リラックスしたのをおぼえています。
 渡仏して3ヶ月ほどたった8月のはじめに、皆既日食があり、ちょっとしたお祭り騒ぎのようでした。研究所の方に「明日は日食だから誰も来ない」(日本では信じられませんが)といわれ、町の中心部まで見に行くことにしました。町の至る所で、太陽を見るための簡易の眼鏡が売っており、一般の店も休んでいるところが多く、銀行でも日食の前後の時間休みになっていました。日食は2分間ほど続き、一瞬で夕方になったような眺めは壮観でしたが、市の中心部にある大聖堂のまわりで、観光客も含め大勢の人が、それぞれ眼鏡を持ち天を見上げている光景は少々滑稽な気がしました。誰がしたのか近くにあったジャンヌ・ダルクの銅像にも眼鏡がつけてあり、そのユーモアには脱帽いたしました。
 1年近く生活して、言葉の問題は別として、一番戸惑ったのは「ノン (Non)」という短い言葉でした。例えば、店で買い物をする際に、「○○はありますか」とたずねたとします。特に店員さんの機嫌が悪いときに多いのですが、答えは「ノン」だけ。日本では、「申しわけありませんが、ございません。もしご入り用ならお取り寄せいたしますが。」という答えが返ってくるところでしょうか。これも文化の違いであって、日本のようにNoをオブラートでくるむような言い方をしないだけであって、慣れてくると気にならなくなりましたが、最初のうちは戸惑ってしまいました。機嫌のいいときには英語で応対してくれたりしますが、悪いときにはあいさつもせずに、にべもない応対をされたりして、その人の機嫌によって応対の態度が違うということはよくあり、日本ではほぼ考えられないことなので慣れるのにだいぶかかりました。
 11ヶ月の滞在期間中、受け入れ先のDr. Chabbertには研究だけでなく滞在許可証の申請、銀行口座の開設を始めとして生活上のことまで何から何まで大変世話になりました。短い期間でフランスについてほんの少しの側面を垣間見たに過ぎませんが、その国では何でもない普通のことでも、外国人にとっては文化や生活習慣の違いから戸惑う原因になり得ることが分かりました。こうした経験や受け入れ先の方にしていただいたことを、日本へ来ている留学生の方と接する上で少しでも生かしていけたらと思います。
 


『アインシュタインを投じる』

巽 大輔 (平成6年卒業,森林科学専攻天然繊維工学分野助手)

「A. Einstein?外国にも同姓同名の人っているもんだな。」
3年前、松本先生が教授として当研究室に来られ、それを機に私はセルロース分散系のレオロジーに関する研究を始めた。レオロジーは全くの素人だったので、教科書を読んでいたところ、球形粒子分散系の粘度を表す理論として「アインシュタインの粘度式」と呼ばれる式がでてきた。これを初めて見て、私は冒頭のようなことを思ったのであった。今思い返してみると、あまりの浅学に恥ずかしい限りであるが、この時は、あの相対性理論を打ち立てたアインシュタインと粘度式のアインシュタインが同一人物だとは想像もつかなかったのである。さまざまな分野の研究をこなしたアインシュタインの偉大さもさることながら、学問の広さを改めて痛感した次第であった。
 現在、私たちが関連する学問領域に目を向けてみると、先生方のご尽力や学生の方々の努力によって多種多彩かつ重要な研究が日夜行われている。しかしながら、学問的対象が木材あるいはその周辺分野であるため、例えば勉強をするにおいても「木材の物理」であるとか「木材の化学」を知っておけばよいという考え、風潮が全く無いとは言い切れない。少なくとも、冒頭の例からもわかるように、私はかつてそういう考えをもっていた。ところが、そのような考えでは周辺の関連する学問領域はおろか、自分が専門とする領域まで狭めてしまうことになるのである。
 昨年、『ノーベル賞の周辺』(米澤貞次郎・永田親義、化学同人)という本が出版された。これは福井謙一博士の門下生であった著者らが、博士がノーベル賞の受賞に至った経緯を京都大学の学問風土という知見から綴ったものである。この本では、福井博士は学生時代に応用化学系に在籍していたにもかかわらず量子力学の勉強に力を注いだことを例にあげ、学問の創造には基礎を重視する姿勢が不可欠であると述べられている。福井博士の恩師である喜多源逸博士の「応用化学をやるものも、化学者の実力としては、つねに純粋化学の研究者に負けないものを具えていなければならない」という言葉が、私たち若い世代の学問に対する警鐘のように聞こえてならない。私たちのように応用的な科学を専攻するものは、とかく「役に立つ」ことばかり考えがちであるが、すぐに役に立つ目先のことだけ考えていてはいけないのである。
 基礎を広く勉強するということの意味は、研究を進めていく上である困難にぶつかったときに、それに柔軟に対応できる力を身につけるということにも解釈できよう。これは、学問に限らず、例えば、スポーツをする前に基礎トレーニングを積むといったように、どの分野においても必要なことである。また、ファインマン流の言い方でいえば、時にはそれが「毛色の違った道具」になって、思わぬところで身を助けるかもしれない。(参考:R.P.ファインマン『ご冗談でしょう、ファインマンさん』、大貫昌子 訳、岩波書店)
 この拙文は、私自身も含め若い世代の研究姿勢にアイン・シュタイン(一石【独語】)を投じたいという気持ちで書かせていただいた。もちろん、既に十分基礎を積んでこられた方々に対してはつまらなく、かつ失礼な内容になってしまったので、お詫びを申し上げる次第である。いずれにしても、私たちは「〜の科学」だけではなく純粋な学問(数学、物理学、化学、生物学さらには哲学、心理学など)にも広く目を向けるべきだ、ということである。自分の研究と並行して基礎の勉強もするというのはなかなか大変なことであるが、若いうちならなんとか可能かなと、そう若くもなくなった自分に言い聞かせてあせっている。
追記:ユナリグナ副会長を務めさせていただくことになりました。至らないところも多いかと存じますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。



『ウズベキスタンで暮らして』

幸 進 (平成9年卒,地域環境科学専攻バイオマス循環論分野 博士課程在学中)


 私は現在、中央アジア・ウズベキスタンの河川水に含まれる重金属元素などを対象に、研究を行っています。実験試料の採取などのために、これまで4回、通算で半年くらい現地で滞在させていただきました。ここでは、あまり知られていないかもしれないウズベキスタンで気づいたこと、あちらの国から日本を見たときに感じることなどについて書きたいと思います。
ウズベキスタンと聞いて、何を思い浮かべる人が多いでしょうか?シルクロードロマン、ワールドカップサッカー、ラクダと羊の牧畜、、、いろいろあると思います。ゲイシャ、フジヤマ、ハラキリ、、、勝手な想像は誤解のもとかもしれません。実際に行ってみると、これらの想像が正しいものであったかどうか、少し分かったような気がします。
ウズベキスタンの街を歩いていてまず感じるのは、いろいろなものが「混じっている」ことです。人種はウズベク人を中心とする黄色人種と、ロシア人を中心とする白人が入り乱れています。「ウズベク人」と「ウズベキスタン国民」という二つの単語を使い分けないといけないことは、「日本人」には気がつきにくいのではないでしょうか。公用語としては、ウズベク語が推奨される傾向があるようですが、旧ソ連に属しているため、かなりの割合の人がロシア語も普通に話します。私があまり理解できないウズベク語での立ち話を何気なく聞いていると、いつのまにかロシア語になっていたり、またウズベク語に戻ったり、、、と、一人の人の中でも言葉はごちゃ混ぜになっているようです。
どこへ行っても、やたらと人なつっこい人がいて、「どこから来た?」「日本?カラテ、ナカタ、ジャッキーチェン!」「お茶でも飲みに来ないか?」などと、外国人だからなのか、とにかく話しかけられ、会話のパワーでは完全に圧倒されます。このような、社交的、あるいは温かい人が、日本の都会でどれくらいいるかと考えると、少し寂しい気がします。
物価は安く、特にバザール(市場)の食料品は、頭が混乱するくらいです。トマトやメロンなど農産品が非常においしいのは、乾燥地で日光を十分に浴びるからだという話ですが、トマト3個ほど買うつもりで、バザールで「トマトを3」と言って買い物袋を渡すと、何個も何個も天秤ばかりに乗せ始めるので、おかしいなと思ったら、普通は3といえば3キロだと言うから驚きでした。しかも3キロのトマトが100円もしないからさらに驚きです。ただ、残念なことに、このようなおいしいものは、旬が過ぎると一斉に姿を消し、冬場のバザールは人気も少なくなります。便利さという観点で考えると、一年中いろいろな野菜が買える日本のスーパーの方がいいように思います。
ウズベキスタンの美しい歴史的な建造物は、ドームやミナレットに象徴されるイスラム教に関係するものが多いです。(イスラム教のようでイスラム教ではないものなのかもしれませんが、それは私の勉強不足と勘違いによるものです。)そもそも、イスラム教とはどんな宗教なのでしょうか?ウズベキスタンはイスラム教を国家の宗教としていますが、宗教を禁止していたソ連の影響なのでしょうか、普通思い浮かぶような厳格なムスリムよりは、酒も飲めば豚も食べ、自分なりに修正したイスラム教徒が多いようです。「私は、一応、仏教徒です。」と言う日本人と同じ感覚なのかもしれません。ただ、「イスラムへ帰れ」という世界的な動きは、ここにも波及しているようで、これから変わっていきそうな雰囲気が強いです。
タシケントでは、かなり立派な家で生活させていただいていましたが、それでも、電気や水道が止まることが月に一度程度はありました。午前中に停電が起こったとき、夕方まで何度も何度も電話で呼び出さないと、なかなか電気工事にやってきてくれなかったことがありました。地域によっては、もっと復旧が遅くなることもあるようで、1秒でも停電になると大騒ぎできる日本は、ずいぶん恵まれているものだと実感できます。ただ、電気が無いと確かに不便ではありますが、何とかなるもので、そういう細かいことに対しておおらかなのは、国民性の違いだと思います。
毎朝、集合住宅の団地の中を「まらこー」と叫びながら牛乳を売りにくる人に起こされ、メインストリートで街路樹をふと見上げると、子供がつくった「秘密基地」がある、そんなのどかな空間で時間を過ごせたことは、京都の都会で生活する私には貴重な経験でした。

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〜紙上総会の近況欄より〜


紙上総会の近況欄に寄せられたメッセージです。編集部による掲載漏れにつきましてはご容赦願えれば幸いです。

氏名(卒業年)
メッセージ
中井雅典(S44) 長年勤めた伊藤忠商事を3月末で退社し、目下大明テレコム(株)で第二の人生を開いてゆこうと考えています。
西村光男(S44) 4/1に徳島県小松島市から2年ぶりに自宅に戻ってきました。
藤田清臣(S44) 元気に過ごしています。最近は学界や学会で木材関係の人とあう機会が多くなり、楽しみです。
古川郁夫(S44) 小生の研究室は環境樹木学と称して、樹木を組織材質学的に調べることによって環境とのかかわりを研究しています。最近は、鳥取県内出土材に惹かれています。砂漠や熱帯の樹木も調べています。近いうちには、保全緑化分野の専門家も、研究に加わる予定です。
・反繁昌三(S45) 年の8月よりユニチカ(株)から(財)生産開発科学研究所に出向し、PCBの分解実験に着手しています。約20数年振りに学生生活にもどったように毎日、実験に追われています。勤務地も糺の森と家から約50分で通勤でき、林産工学科に通っていた当時と殆ど変わらない生活を送っています。昨年末林産工学科を訪問しましたが、昔と変わらず、大変なつかしく30年前を思い出しました。
西川正浩(S45) 日本の巨樹を出来る限り写生しようと実行中。情報その他御協力頂ければと思います。
・川井秀一(S46) なんだかわかりませんが、多忙の波に飲み込まれそうな毎日です。みなさんもからだには気を付けて。
・乾 一 (S49) 相変わらずバタバタしています。パソコンに懲りすぎて大変です。出張が減った分、地元に根付いています。
・浅原 哲(S50) 供が成長して、だんだん親子で遊ぶことがなくなってきたのが少々寂しい感じがしています。
・下野哲夫(S50) 4年前にトラバーユ 東証2部の会社で役員(総合企画室長)をしております。M&A、株式、会社法等まさに経済学部の仕事にはまっています。
・綾木光弘(S51) 忙しい毎日を送っているうちに、気がつけばもうすぐ50歳、息子が大学生となる年代に入りました。白髪も増えてきましたが、時々30代に間違えられることに気をよくしつつ、仕事に、家庭に、趣味にがんばっております。京大の頃がほんとうに思い出されます。
・末吉修三(S51) 文字電話(e-mailを送受信できる音声なしのPHS)を2個購入したところ、職場と自宅のパソコンと文字電話の間でネットワークができました。今や家族4人の間でe-mailがとびかっています。
・松下隆志(S53) 生、1978年林産機械卒業後、広島の家具会社へ入って20年余りが経過しています。総合商社と異なり広島の田舎の小さな会社故、入社当時は思ってもいなかった海外展開でしたが、これまでの経緯を紹介します。1980年:材料検品でタイランド、シンガポール原木検品でインドネシア(ジャカルタ・イリアンジャヤ)、イリアンのジャングルに約1ヶ月滞在。1983年:デザイン提携でイタリア(ミラノ・ボローニャ)1989年から1993年の4年間、合弁先のタイランドの工場勤務。当時最先端のMachintosh SE-30を持ち込んで、生産管理に利用していました。日本から送られてくる日経パソコンなどの記事から、なんと日本は進んでいるのか?このまま東南アジアに居住していると取り残されてしますとばかり、Power book 170を自費にて約100万円を投資しました。バンコク在住の"取り残され症候群"の友人達と、パソコン通信やチャットとあれこれ遊んでいました。ところが、1993年に東京勤務として帰国しましたが、日本全体が変わっているのではなく、コンピュター専門誌の最新情報にに踊らされていた事が判明しました。タイ勤務時代は、今は亡き原田先生(JICA専門員としてカセサート大学に赴任されていました)と野渕先生には大変お世話になりました。原田先生には紙面を借りてご冥福をお祈りします。1993年〜1997年 東京勤務時代海外別注家具工場を探して、インドネシア(ジャカルタ・スラバヤ)、中国(上海・大連・伊春・深セン)・マレーシア(クアラルンプール・ペナン・マラッカ・モア・ジョホール)・香港・ミャンマー等を転々と歩いていました。マラッカに工場立ち上げ応援で、約1ヶ月マレーシアへ上海は年間13回程度、大連は年間6回程度の出張でした。1997年広島本社勤務になって、事務部門全員PC配布でのLAN環境快適性に10年前の専門誌予測が正しかった事が証明されそうです。現在、タイランドの2工場、大連の工場との情報のやり取りはe-mail化しており、海外出張(アメリカ・タイ・大連・マレーシア)には通信経費削減からPC携帯は必須になっています。いったいあなたは20数年かけて何をやって、何を身に付けてきたかを自問する日々です。
・荒屋健治(S54) 今年4月に山の林政課から川を下って、日本海政策課海洋係長になり、海の底の深層水を担当しております。このまま沈んだままかも。
・宮地茂樹(S54) 昨年7月より2回目のドイツ赴任となりました。
・堤 幸子(S55) 相変わらず中学校で理科を少々教えながら、コンサートやオペラに時々出演しています。
・川上博史(S57) お歳暮に当園のいちごをどうぞ。注文はe-mailにて。
・渡邊文則(S59) 花粉症でダウン。林産の最重要テーマにしてください。
・中川徹夫(S61) 群馬大学に来て無事1年が過ぎました。今年度より卒研生を指導することになりました。彼らとともに、中学校・高等学校における化学教材の開発に関する研究に着手する予定です。さらに、私自身の溶液論の研究も微力ながら継続させるつもりです。
・飯田朋治(S62) 新しい工場を建設するため、現在、岡山に転勤しています。新工場は平成13年秋頃操業予定です。
・中東登志子(S62) 卒業以来、京大高槻農場の隣にある旭化成の繊維の研究所に勤務しています。同期の加藤美紀子さんも同じ職場でがんばっています。時々、旧林産機械の藤井先生とすれ違います。(藤井先生は、ちっとも変わらず若々しくていらっしゃるのでびっくりしてます)。
・小西一樹(H2) 4月1日に結婚致しました。(入籍は1月1日ですが)皆様お変わりはありませんでしょうか?趣味ながらまた植物と山に親しむようになりました。
・丸山満彦(H2) 2000年4月にアメリカから帰国しました。日本ではしばらくネットベンチャー関係の仕事をしそうです。興味をお持ちの方は是非ご一報を。
・岩田理佐(H3) 1月末に退職しました。当分は主婦業に専念致します。
・太田由利(H3) 先日、白石先生の退官記念パーティに出席し、久し振りに先生方、同窓生にお会いできて懐かしく、うれしかったです。昨年結婚し、共働きしています。
・岡村 茂(H3) 忙しい毎日です。いったい、いつになったらゆっくりできるのか。のんびりしたい今日この頃です。
・西村貴司(H3) この秋には、北大より博士の学位が取得できそうです。
・山口友紀(H5) 6月に結婚します。
・河村 進(H6) 松江に来てちょうど一年、やっと暮らしにも慣れてきたところです。山陰の気候(雨が多い、冬の雪)はいまだにつらいですが。
・見舘雅寿(H6) 4月末で鴻池組大阪本店建築設計部を退社し、5月から住友林業株式会社特建本部へ入社することになりました。木造の建築にも接する機会が増えるので、故郷に戻るような気もします。またいろいろ御相談などをお持ちする機会もあると思うので皆様よろしくお願いします。
・川村規世枝(H7) 県庁勤めも4年目に入りました。パソコン漬けのため視力がどんどん悪くなっています(老眼ではありません)。
・三角千夏(H7) 1年ほど前に結婚して、姓も住所も変更になったのに届けを出さなくてすみません。同期&先輩から「変更しろー。ぼけー。」というコメント付きで葉書をいただいてしまいました。
・水本宏子(H8) 相変わらず、パンストの開発を行っています。新しくインナーウェアの開発も担当することになりそうです。
・小西淳一(H9) 今、大幸TEC株式会社という所にいます。正露丸の子会社です。下痢になったらご相談ください。
・橋本知鑑(H9) ニューヨークにてインターネットビジネスのたちあげに勤しんでおります。
・保科千里(H9) 構造の皆様お元気ですか?旭川は今雪が降っています(4/11)。
・福井知也(H10) ごぶさたしてます。つい先日(4/9)子供が生まれました。(男です)
・坂井圭子(H11) 早いもので、大学卒業して来月で1年になります。この一年は怒涛のような一年でした。ときおり大学の時をなつかしく思い出す今日このごろ、このようなお便りを思いがけなくいただくのは大変嬉しいです。
・樋口隆昌 何とかやっています。
・岡村圭造 今年の4月から京都学園大学経済学部に所属することになりました。
・佐道 健 1999年暮れに「雅びの木」(海青社)を出しました。古典の中の木に関わる物語、エピソード、歌などを集めたものです。
・前川英一 産工学科関係者として当方にまで毎回ユナリグナ情報ニュースを御送付下さり、誠に有難うございます。いつも楽しく拝読しています。当方昨年静大を定年退官し、宇治市の現住所に戻って、身辺整理と雑務に負われる毎日です。10坪ばかりの土地を借りたので、何かを植えて牧茂の楽しさを味わうことを夢見ています。



〜昨年度の卒業生の研究テーマと進路先〜


 研究室ごとに卒業生の研究テーマと進路先をまとめてみました。氏名、研究テーマ、進路先の順に示してあります。修士および博士課程修了者はそれぞれ氏名の下に(修)、(博)と示してあります。



森林科学専攻
・生物材料設計学分野
安藤 覚(修) 木琴音板の形状と固有振動数の関係−3Dモデルを用いたFEM解析による検討− 森林科学専攻博士後期課程
伊藤真浩(修) 画像相関法を用いた各種木材の膨潤挙動解析 朝日ウッドテック株式会社
岩渕晶子(修) 有限小領域破壊クライテリオンの検討−画像相関法及び有限要素法によるモードI破壊の解析− 日本システムウェア株式会社
山根 力(修) 短スパン梁の破壊挙動に及ぼすオーバーハングの影響 有限会社ブリッジズ
田中至盛 色彩と心理イメージ−イメージに与える色彩の影響の解析− 森林科学専攻修士課程
田端 桂 繊維傾斜を持つピン接合木材の破壊挙動解析−画像相関法及び有限要素法を用いた混合モード破壊の解析−
福井雅基 木造軸組模型実験による'筋かいに作用する応力'の検討−筋交い配置が構造に及ぼす影響,及び静的実験と振動実験の比較− 森林科学専攻修士課程
藤山直人 有限要素法によるピアノ響板の振動解析−橋板の異方度,配向角及び響棒の有無が振動特性に与える影響− 森林科学専攻修士課程
・生物材料生産システム学分野
坂本義和(修) イエシロアリの音響・振動刺激に対する反応 大建工業(株)
藤原裕子(修) 触角を考慮した木材加工面の粗さの評価法に関する研究 森林科学専攻博士後期課程
牧野留美(修) 有限要素法による木質床モデルの振動解析-床−壁からなる三次元構造モデルの解析- 東洋エクステリア(株)
松本英剛(修) 木材中を伝搬する弾性波のウェーブレット解析とその非破壊検査への応用 凸版印刷(株)
川野智子 木材加工室における浮遊粉塵濃度の予測-三次元濃度分布の予測と集塵条件の最適化-  森林科学専攻修士課程
菊田元実 木材切片における水分の離脱とAE発生 森林科学専攻修士課程
柴田素子 汚泥固化・破砕材のシロアリバリアへの利用 森林科学専攻修士課程
・天然繊維工学分野
畑中高照(修) 紙力増強剤添加紙の変形・破壊挙動とその強度発現機構 特種製紙(株)
高木達也 LiCl・DMAc溶液中におけるセルロースの分子特性 東京大学大学院
総合文化研究科広域科学専攻
・植物細胞構造学分野
石田洋二(修) 針葉樹仮道管壁厚さの細胞内変動モデルの提案 石川県
竹内美由紀(修) 広葉樹分化中木部細胞におけるOMT、ペルオキシダーゼの局在  森林科学専攻博士後期課程
本田恭子(修) ユーカリ木部繊維壁の構築過程 塩野義製薬
張 春花(修) 広葉樹20種における形成層細胞の接線面配列の抽出と解析 森林科学専攻博士後期課程
門川朋樹 非顕微鏡的手法によるスダジイ道管内腔の抽出とフーリエ変換画像処理法による形状と配列の特徴抽出 森林科学専攻修士課程
北園竜彦 木質化細胞壁形成のシミュレーション 〜木質化にかかわるヘミセルロース〜 森林科学専攻修士課程
佐藤貴彦 広葉樹分化中木部細胞におけるPALの局在 森林科学専攻修士課程
・複合材料化学分野
寺本好邦(修) ヒドロキシ酸を用いたグラフト共重合によるセルロース系生分解性プラスチックの創製 森林科学専攻博士後期課程
萩原奈保子(修) 環状エステルのセルロースジアセテートへの開環グラフト共重合とその生成物の特性化- 森林科学専攻修士課程
別府新二(修) バイオマス-ポリプロピレン複合材料の物性改良に関する研究  米国留学
(Department ofWood Science
and Forest Products,
Virginia Polytechnic Institute
and State University)
桂 寛文 酸触媒によるふすま及びすそ粉を原料としたプラスチック材料化の検討 森林科学専攻修士課程 
川原真理子  デンプンのプラスチック材料化に関する研究-モデル化合物による反応生成物の特性化-  森林科学専攻修士課程 
佐々木弘文  水存在下での木材のフェノール化とその反応機構について  三井物産株式会社
谷河愛美  リン酸およびポリリン酸触媒によるデンプンの液化  森林科学専攻修士課程 
・生物材料化学分野
松永正弘(博) Aptitude of pernambuco (Guilandina echinata Spreng.) as a violin bow and role of its extractives on the vibrational property 森林総研
島田 学(修) 含浸処理が木材の振動特性に及ぼす影響とその機構  西大和学園
廣澤修一(修) MWL抽出残渣木粉からの多糖類の溶出  森林科学専攻博士後期課程
木下 勝 β-O-4型4量体リグニンモデル化合物の合流型合成
直井祐一郎 "ヘマトキシリンはなぜ木材の損失正接を低下させるか-ヘマトキシリンと類似の部分構造をもつ化合物の合成とその含浸-" 森林科学専攻修士課程
中山國宏 メタクリロイル基を持つセロビオース誘導体の調製とその重合 森林科学専攻修士課程
野田恵都子 カキの黒変部の物性及び化学成分的特徴 地域環境科学専攻修士課程
地域環境科学専攻
・バイオマス循環論分野
浅田庄一郎(修) イエシロアリ由来β-グルコシダーゼの性質分析とアミノ酸配列  地域環境科学専攻博士後期課程
高橋 洋(修) 森林生態系における降水の化学的性質の変化- ICP-MSによる微量元素の挙動の解析 -  オルガノ株式会社
井上由美 タケ葉緑体ゲノムの一次構造に関する考察 藤沢薬品工業株式会社
神堀由依 シロアリタケによるLCCの分解  域環境科学専攻修士課程
北川真弓 桂皮酸-4-ヒドロキシラーゼ遺伝子のクローニングとその解析 地域環境科学専攻修士課程
堀口 聡 降水の森林生態系における挙動 アサヒ飲料株式会社
木質科学研究所
森林科学専攻協力講座
細胞構造・機能分野
堀 律子(修) 回折法による木部形成過程におけるセルロースの高次構造の変化 森林科学専攻博士後期課程
機能性高分子・物性制御分野
久田雅美(修) 日本産漆塗膜の機械的性質 ニチハ株式会社 
本馬洋子(修) 木材の調湿機能に及ぼす温度変動の影響 越井木材工業株式会社
東原貴志(修) 水蒸気処理木材の力学挙動 森林科学専攻博士後期課程
・複合材料分野
井上聡子(修) 異なる原料樹種・炭化条件で得られる木酢液の組成とその防腐・防犠牲 大建工業(株)
・劣化制御分野
檜皮佳信(修) キチン合成阻害剤ヘキサフルムロンの日本産地下シロアリに及ぼす影響 コンパックコンピューター(株)
・構造機能分野
加藤泰世(修) 木材のめり込み抵抗に依存した半剛節骨組架構の耐力・変形挙動の解明 ポラス暮し科学研究所
応用生命科学専攻協力講座
・遺伝子発現分野
江藤和美(修) Phytoalexin elicitation and an O-methyltransferase cDNA clone in Pinus densiflora (アカマツのメチル基転移酵素遺伝子cDNAとファイトアレキシン誘導) キューサイ株式会社 
金 律子(修) Regulation of stilbene synthetase gene expression in Pinus densiflora (アカマツにおけるスチルベン合成酵素遺伝子の発現制御) 株式会社医学生物学研究所
森岡裕子(修) Structural analysis of Δ -pyrroline-5-calboxlate synthetase gene from Bruguiera gymnorrhza (オヒルギのΔ1 -ピロリン-5-カルボン酸合成酵素遺伝子の構造解析) 株式会社カネカサンスパイス
・生化学制御分野
秋津教雄(修) A possible role of organic acids produced in the symbiotic culture system with a host plant Pinus densiflora and a mycorrhizal fungus Lactarius hatsudake 多木化学株式会社 
林 展也(修) An enzymatic study of an oxalate producing system in relation to the glyoxylate cycle in white-rot fungus Phanerochaete chrysosporium 株式会社 
帝人システムテクノロジー
西山明雄(修) Dechlorination of some chlorinated compounds by the enzymatic system of manganese peroxidase/Mn(II)/oxalate and its biomimetic system 株式会社 ジャストシステム
・バイオマス変換分野
片山志歩子(修) マンガンペルオキシダーゼのリピッドペルオキシデーション開始機構に関する研究  三栄源エフ・エフ・アイ株式会社
平田美緒(修) 白色腐朽菌Bjerkandera adusta の生産するマンガンペルオキシダーゼを用いたビニル化合物の重合 福井県嶺南振興局 
林業水産部(林業事業課)
山中智子(修) 木材腐朽菌処理による木材の熱可塑性の変化を利用した自己融着型木質材料の開発に関する研究 京都工芸繊維大学
工芸学部造形工学科
エネルギー社会・環境科学専攻
・エネルギーエコシステム学分野
尾ヶ口和典(修) 木炭のキャラクタリゼーション (財)日本国際協力システム
小西力哉(修) Chemical conversion of woody biomass in subcritical and supercritical water (亜臨界及び超臨界水による木質系バイオマスの化学変換) 林野庁
小西力哉(修) 非プロトン性極性溶媒中でのセルロースおよび木粉の熱分解 旭化成工業(株)
藤田 聡(修) ゾルーゲル法による水系での防菌・防かび性無機質複合化木材の創製 林野庁


〜住所の掲載について〜

ユナリグナだよりでは、毎号住所変更された会員の方々の新住所を掲載してまいりましたが、1. 個人情報の保護、2. より有益な情報をお届けするための紙面の改善、の2つの観点から、今号より住所を掲載しないことにいたしました。ご理解の上、ご了承いただきますようお願い申し上げます。
 また、今後も会員名簿の管理は引き続きユナリグナ事務局で行います。住所等変更されました際は、事務局までご一報くださいますようお願い申し上げます。
なお、京都大学農学部四明会は現在たいへんな財政危機にあります。名簿を参照されたい会員の皆様は、ぜひ四明会名簿をご購入いただきますようお願い申し上げます。


〜住所不明者〜

 
下記の方々の連絡先が不明となっております。ご存知の方はユナリグナ事務局までご一報くださいますよう、お願い申し上げます。氏名と卒業年を掲載してあります。敬称略。

山田博矩S47修、安田明S50修、三谷智加子S51、永井育子S51、山口和穂S54修、、関充利S56、水上文岡S56、川元スミレS59、須田久美S59、杉森正敏S60、平元S60、加藤佳子S63、加藤功一S63、根津美智子S63、谷原佳文H1、上垣百合子H2、兼杉尚直H2、北野善久H2、横尾晴久H4、藤崎浩二H6、松本純治H7、乾邦夫H8

〜「ユナリグナの集い」について〜

ここ数年「ユナリグナの集い」を開催しておりませんでしたが、下記の通り、5年ぶりにユナリグナの集いを開催する運びとなりました。これを機会に、会員の皆様の親睦を深めていただきたいと思います。何かとご多忙中とは存じますが、ぜひお集まり下さるようお願い申し上げます。多数の方のご参加をお待ちしております。

日時: 平成12年11月3日(祝) 14:00-17:00
会場: 京大会館
京都市左京区吉田河原15-9 電話075(751)8311
会費: 5000円(予定)

なお、準備の都合上、御出席予定の方は、お名前(卒業年度)、ご住所、お電話番号を明記の上、e-mailあるいはFAXで10月20日までにお知らせ下さいますようお願いいたします。
e-mail:unaligna@kais.kyoto-u.ac.jp
FAX :075-753-6300(森林科学専攻共通FAXにつき、ユナリグナ事務局宛ご記入ください)


〜東京ユナリグナ発足総会について〜

東京ユナリグナ会が京都大学ユナリグナの支部として立ちあがることになりました(会員の範囲は静岡以東北)。現在、代表の大澤氏(S44卒)、事務局長の眞部氏(S51卒)を中心として発足総会の準備がすすめられています(東京ユナリグナ発足総会、平成12年12月9日 16:00〜19:00、於:新宿三井倶楽部(西新宿三井ビル内))。経過につきましては、上記ユナリグナの集い、あるいは次号ユナリグナだよりでご報告いたします。

〜ユナリグナだよりのメール配信について〜

先の紙上総会で、ユナリグナだよりをe-mailで配信することについて、皆様からのご意見を頂戴いたしました。その結果、ユナリグナだよりのe-mailでの配信について、
賛成 313、反対 7、白票 27
同意します 303、同意しません 19、白票 25
ということになりました。多くの方々にご賛同いただき、編集部一同たいへん感謝いたしております。また、反対意見としましては、メールアドレスの管理の難しさをあげたご意見をたくさんいただきました。貴重なご意見を無にしないよう、今後もユナリグナ事務局といたしましては、メールアドレスをはじめ皆様からいただいた情報の管理に一層の努力をいたす所存であります。
今回同意いただいた会員の皆様には、e-mailでユナリグナだよりを配信させていただきました。これにより、ユナリグナの運営経費が節減され、運営委員の労力も大幅に軽減されました。メール配信に同意いただいた皆様には厚く御礼申し上げます。今後もユナリグナだよりを皆様にお届けするために、メールアドレスの変更等がありましたら下記ユナリグナ事務局までご連絡ください。また、次号よりユナリグナだよりのメール配信を希望される方もこちらへご連絡ください。
e-mail: unaligna@kais.kyoto-u.ac.jp

〜編集後記〜


今号からユナリグナだよりのメール配信を開始いたしました。経費と労力が節減された分、さらに紙面を充実させ、皆様へのサービス改善に努めていきたいと考えています。この試みはまだ始まったばかりです。メール配信についてのご意見などございましたら、ぜひ下記事務局までお寄せください。また、ユナリグナの方針、ユナリグナだよりに対する皆様のご意見、ご感想、質問など何事でもかまいませんので会員の皆様のお声をお聞かせいただければ幸いです。
今回は、投稿記事が学内関係者のみになってしまったことが少々残念です。内容はどんなものでも結構ですので、学外の皆様からの積極的な投稿をお待ちしております。
 ユナリグナのホームページも随時updateいたします(下記URL)。ぜひアクセスしてみてくださいね。
 11月3日のユナリグナの集いで皆様にお会いできることを楽しみにいたしております。

編集 巽 大輔、寺本好邦

ユナリグナ事務局連絡先
606-8502 京都市左京区北白川追分町 京都大学大学院農学研究科森林科学専攻内 ユナリグナ事務局
e-mail :unaligna@kais.kyoto-u.ac.jp
URL  :http://h1sparc1.kais.kyoto-u.ac.jp/~unaligna/
郵便振替口座 0070-4-41843 京大林産工学同窓会

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