2000
木材塗装面の表面性状をレーザ変位計を用いて計測した.得られた結果を触針式表面粗さ測定器による測定結果と比較し,塗膜の光沢や透明性がレーザ変位計による測定結果に与える影響を検討した.
研削面 | 図1は研削面についての測定結果である.レーザおよび触針式での測定結果はほぼ同じような曲線となり,研磨布の番手が大きくなるに連れて曲線の振幅が小さくなっている. | |
レーザ | 触針式 | |
塗装面 | 図2は塗装面についての測定結果である.研削面と比較して,触針式測定器では高周波成分の振幅がより小さくなっているが,レーザ変位計による測定結果は研削面よりも高周波で振幅の大きな成分が含まれている. | |
レーザ | 触針式 | |