English
1998
木材加工表面の粗さを計測・評価する際には、目的に応じて加工に由来する粗さや、細胞などの組織に由来する 粗さを識別したり、粗さ感に対応する評価尺度を用いる必要がある。道管などの局所的な凹部のある木材表面に従来の規格のフィルタ処理を適用すると、粗さ曲線の道管付近や道管底部に実際には指で触れないような凸部が生じ、粗滑感と粗さパラメータの対応がとれない原因となる。そこで、局所的な凹部を無視することによって粗さ曲線を得る方法を提案し、従来のフィルタ処理方法と比較した。
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